stake
動詞
賭ける




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「トランプで遊ぼう」
「賭ける?」
「もちろんさ」
「それなら止めておくよ。君に勝てる気がしない」
「そんなことはないさ」
「嘘だね」
「私だって完璧ではないもの。ほんの油断で負けるときもある」
「いいや、やっぱり止めておこう」
「どうして」
「それよりも僕は君に触れたい」
ワトソンは手を伸ばし、隣に座るホームズの手を取った。
ただ、手と手が重なるだけだ。
それ以上は何もできず、互い動けず。
体温ばかりが、染み入り混じり合い。
あぁ。
微かに呻いたのは、やはりワトソンだった。
「ねぇ、君はどう思うだろうか。
重大なる罪を犯した罪人はどうすれば許されるのだろうかと」
「もしこの私の卑しい手が穢しているならば、その償いは私の唇という二人の巡礼が、このあとをぬぐいとろうと控えています。」
「死してようやく祝福されるのか」
「生きている間も祝福されるよ。この私が言うんだ。
間違いない」
「賭けようか」
「何を」
「祝福を」
黒の目と茶の目が合わさる。
違う色だというのに、不思議に同じ色だった。
「君は僕を頭の隅に住まわせ続ける。君は僕を置いて死なない。
簡単だろ?」
「それだけで?」
「それだけだ」
「たったそれしきのくだらないことで君は勝ち続けれるのか」
「そして君は負け続けるのさ。でも、幸せだろう」
「―あぁ」